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2004年 08月 06日
広島に原爆投下されてから59年。
戦後の復興は目覚ましく、20世紀後半は発展と進歩を遂げた世紀であったでしょう。 その発展と進歩ゆえに、理性も知性もない現実が目の前にあります。 ----------------------------------------------------------------- 朝 ゆめみる、 閃光の擦痕に汗をためてツルハシの手をやすめる労働者はゆめみる 皮膚のずりおちた腋臭をふと揮発させてミシンの上にうつぶせる妻はゆめみる 蟹の脚のようなひきつりを両腕にかくして切符を切る娘もゆめみる ガラスの破片を頚に埋めたままの燐寸売りの子もゆめみる 瀝青ウラン、カルノ鉱からぬき出された白光の原素が 無限に裂けてゆくちからのなかで 飢えた砂漠がなみうつ沃野にかえられ くだかれた山裾を輝く運河が通い 人工の太陽のもと 極北の不毛の地にも きららかな黄金の都市がつくられるのをゆめみる、 働くものの憩いの葉かげに祝祭の旗がゆれ ひろしまの伝説がやさしい唇に語られるのをゆめみる、 噴火する地脈 震動する地殻のちからを殺戮にしか使いえぬ にんげんの皮をかぶった豚どもが 子供たちの絵物語りにだけのこって 火薬の一千万倍 一グラム一〇、〇〇〇、〇〇〇のエネルギーが 原子のなかから人民の腕に解き放たれ じんみんのへいわのなかで 豊饒な科学のみのりが たわわな葡萄の房のように 露にぬれて 抱きとられる 朝を ゆめみる 青空文庫 峠三吉 「原爆詩集」より ------------------------------------------------------------------------- 峠三吉さん、申し訳ありません。 あなたの夢見た「じんみんのへいわ」は59年を経、21世紀になった今日でも実現していません。 否、それどころかまた同じ道を歩ませようと目論んでいる輩までいるようです。 それでも私達は訴え続けます。 「忘れてはならない、伝えなくてはならない、知らせなければいけない戦争の悲しみや恐ろしさ」 私達にできる小さなことですが、あきらめてはいけないことですね。 ------------------------------------------------------ トラックバックさせて頂きました。 愛のまぜご飯さんの -八月六日- 記憶の黴さんの ヒロシマ 徒然なる。さんの ヒロシマ ひつじのブログさんの 原爆記念日に思う事。
by ganesha22
| 2004-08-06 15:14
| 反戦/平和
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